慌ててお嬢様にその事を告げる。 俺の目の前でアワアワし始めた彼女に、首の紐は今にもシュル…と解けそうになる。 俺は慌ててお嬢様のドレスの紐をキュっと結んでしまった。 「もう!走ったりしたらダメですよ」 「あ、ありがとう。気を付けるね」 そうしてくれ。 …じゃないと俺の理性がどこかに行っちまう…