「ダメだよ!葵君相手に変なこと考えちゃ」 「べつに、取って食うつもりなんてないって〜」 あはは、と笑う3人は普通の家庭の娘。 それでも私と普通に接してくれるんだ。 それがすごく嬉しい。 「今度また会わせてね」 「絶対握手するんだから!」 3人は決意表明をしてパーティー会場を去っていった。 もうすぐ6時。これからホテルの会場に移動して父のお得意様とのパーティーが始まる。