「あ、葵君。どうして私の居場所がわかったの?」 気になっていた事。どうして助けにきてくれたのか。 「声が聞こえたので探しに来たんですよ。」 「そっか。すごく助かったわ。ありがとう。」 にこっと笑ってみた。本当に助かった、でないとあそこで絶対キレてたわ。 あれ?葵君の顔が赤い… 「優海お嬢様、あの……」 「どうかしたんですか?」 「ど、ドレスの形紐が…」 げっ!紐が取れてる! 背中で結んでいる紐が解けて… きっとうたた寝したり、走ったときにゆるんじゃったんだ!