そう。私の前に立っていたのは葵君だった。 「わ、私達はただ有島さんの誕生日のお祝いをしに」 「お祝いにあんたらはイヤミを言うんだ?」 ん?今言ったの誰? 「イヤミ?そんなぁ〜私達は仲良く話を…ねっ?有島さん?」 「仲良く話なんてしてないじゃない。嘘つかないでくれる?」 助けを求めてきた彼女をスパッと切った。 「さっさと帰れ」 …?また誰かの声がする。 神田さん達は泣きそうになりながら帰っていった。