「挨拶をするの遅れてごめんなさいね。神田さん。」

「今更遅いわよ」

なっ!なんだ偉そうに!

「ところでお食事は?パーティーなら豪華な物がでるわよね?」


「ええ。食事ならもう神田さんの前のテーブルに出ているじゃない。どうぞ食べて。」


次の一言に私は半ギレしてしまった。

「これが豪華!?私の家のパーティーの豪華さの半分もないじゃない。よく財閥なんてやってられるわね〜」

プチ


「どうしよう…私達のせいだよね…」

後ろでみっこ達の心配そうな声がする。


ごめんね、お父さんお母さん。私、キレそう…