゚+。キミの言葉で。+゚

「るい……?どうして泣いて………」



「ううん…何にもないよ!!」

「………。」


「なぁ…るい…。るいが頑張ってたのって、俺のせい?」




「え………?」


ザァッ……
風で木々がこすれあう。


「俺が昔、あんなこと言ったから……」





覚えてたの……?



「うん……それもあるけど……わたし、人の役に立てるのがうれしいから……」



「…もう、頑張らなくてもいいんだよ………」