「ふー…なんかやることないかな?」
(↑早速動き回ってるひと)

「…ん?」

廊下の角にさしかかったときだった。


「あっ……」


あれは……
西村さん?

西村さん……西村美鈴さんは、学年で可愛いと人気のある女の子だ。

なんでこんなとこに……?

「?」

―――――・・・・



え・・・・?



「あの……」

「好きです……」

そこにいたのは

紛れもなく



太郎ちゃん、だった。