゚+。キミの言葉で。+゚

……わたしはそのとき、夢を見てた。

太郎ちゃんに……


彼女がいる夢……


『太郎ちゃん…わたしずっと太郎ちゃんのこと、好きだったの!』

『ごめん…俺…彼女いるから』

『え……』

やだ……

やだ……

うそだよねぇ…?


そんなのヤだっ!


「や…だ…っ」

その言葉は太郎ちゃんに聞こえていた。


サラッ……


誰かが…わたしの髪さわってる…?



「ムリすんなって…言ったのに…」


太郎ちゃん…?