「あれー?
今帰り?
部活は?」

「凜!!」

そこには、びしょびしょの凜がいた。

「どうしたのよ!
びしょびしょじゃない!」

「いやー・・・。
さっきまでジョギングしてたもんで。」

「あー!!
もぅ!
風邪引くからタオル使って!」

私はタオルを凜に差し出した。