真衣はしぶしぶ水をコップに入れ始めた。

「なんか、真衣がオレにそーゆーことしてるとさ」

「ん?」

「真衣、オレの妻みたいじゃねっ!?」

オレが笑顔でそういうと・・・

「セクハラはやめてもらえますかお客様。」

違う意味の笑顔・・・。

少ししてラーメンができた。

真衣の父さんは気を利かせてくれたのか席をはずしてくれる。

「いっただっきまーす!!」

やっぱうんめぇなー。

「いきなりお店に来るとかなんなの?・・・お客様っ」

「もういいし。」

「っ・・・!?」

真衣は怒りながらも、オレの前の席に座った。

「ラーメン食べたいからじゃ駄目?」

・・・そんな理由じゃないけど。