君・恋・スマイル~初恋~

そしてついに私たちがスタートする番になった。

やっぱり、怖いわ・・・。

暗い森の怖さへのドキドキと、隣にいる凜へのドキドキで私の心は破裂しそう。

凜はすぐ隣にいて、ドキドキが伝わらないか心配・・・。

「しっかし・・・ほんとに幽霊でそうだな。」

「や、やめてよっ。」

何か出てこないか心配で私はきょろきょろとあたりを見回した。

「ん・・・キャッ」

足元への注意が行き届いていなくて、躓いた。

「大丈夫か?」

そんな私を凜は抱きとめていてくれたのだ。

って・・・

近い!近いよっ!

「あっ、ありがとう。」

顔の赤みがさらに増す。

私は、気をつけろよ。と笑う凜を見つめていた。