「真衣っ!」

凜の大きな声で我に返る。

「へっ?」

すっとんきょうな声を出してしまった。

「また優真のこと考えてんの!?」

ぎ・・・ぎくっ。

なんでわかるのよーっ!

「か、考えてないよっ!」

図星すぎて顔が赤くなる。

「ふーん?」

なんか、凜すっごい不機嫌なんですけど。

「ほ、本当、だよ?」

「そう。あのさ、今日肝試しあるでしょ?班で男女2人組になるじゃん。一緒だといいね。」

「う、うん・・・・。」

けど、どうせなら私は・・・・