君・恋・スマイル~初恋~

「?」

優真、何言ってるんだろう。

私が凜に恋愛感情持ってるわけないじゃん。

凜は家族みたいなものだもん。

黙って首をかしげる私に優真はあたふたしている。

「あの、その、さ・・・。」

「うん。好きだよ。」

「!」

私が当たり前に発した言葉に優真は目を大きくした。

「だって、大切な幼なじみだし!」

「そういう意味じゃなくて・・・恋愛対象として。」

意味不明・・・。

なんで私が凜をそういう目で見なくちゃいけないのよ。

「え?凜は入んないよ。」