「・・っ。暗い!
暗すぎるぞっ。
もうすぐで臨海学校だっていうのにっ!」

凜の言葉に驚いた私は顔を上げる。

「そういえば・・。」

「あぁ。」

りまりの呟きにこたえるように智がうなずく。

「すっかり忘れてた。」

「本当だねぇ。」

優真と思音は完璧忘れてたみたい。

私もだけど・・・。

「凜、マジで!」

「あぁ、本当だぞっ!」