「ばか。


お母さんのばか。

今こうして呼んでるじゃん。
本当のお母さんのことを知っても
こうして お母さんって呼んでるじゃん。

呼ばないって事はないよ。
だって、あたしに愛情をそそいでくれて
あたしのお母さんになってくれて、
逆に感謝とあたしの大事なお母さんだよ・・・。」



「華野・・・・」



「ばかだな~お母さんは。
心配しすぎだよ。」


こんなあたしに幸せをくれてる人。
 お母さんだよ。

こんなあたしに笑ってくれてる人。
 お母さんだよ。

こんなにあたしを元気に育ててくれた人。
 お母さんだよ。

あたしは立派に元気に生きれてるよ。

 全部お母さんのおかげ。
 友達もね。





「華野・・・あり・・・がと・・う」




そしてまた泣き出すお母さん。




あたしは優しく抱きしめた。