「・・・・・・・。」 「華野。あの日、お母さんとなんか あったのか?」 「なんも無かったよ。」 「じゃ、なんで泣きながら家を飛び出した?」 「それは、・・・・」 「それは?」 「俊哉に言う事じゃないよ。」 「そっか。」 「ごめん。あと 約束のこともごめん。 そして 傍にいてくれて ありがとう。」 お母さんとだけの話だけでも 自分とお母さんで解決できる。 だから、今回は誰にも頼らないことにしたの。 俊哉。 病室をでて行く俊哉に・・・・。 「ありがとう」