「あれ、・・・・ない?」





どこいったーーーーー。



あたしの香水・・・・。





「あ、前に使いきったんだっけ?」



それを思い出した。




最後は香水できめるのに・・・・。





そばを通ったお母さんから、
あたしの香水に似た香りがただよった。





「あぁ!お母さんの香水。」




あたしはお母さんの部屋に行った。




香水・・・・・・香水・・・・・。



どこだーーー?



部屋の隅々までさがした。



たなの上に手を伸ばすと、



ダダダダダダダダダダッー。




あたしはバランスを崩した。