ばッ!


あたしは目覚ましが鳴る前に起きた。




「んンッーーーーーーっぱああー。」


あたしは背伸びをした。




久しぶりにあける
自分の部屋の窓。



その先には、青空が広がっていた。





「スウーーーーーーーッ。」


深く深呼吸をする。



空気がとてもおいしかった。





「今日から、学校だ。」





階段をおりて、
朝のお母さんの顔をみた。




「あら、今日は、早いわね~

おはよう。ご飯できてるわ」



「おはよう。」


いただきます。


あたしは よく噛んで食べた。




なんでかな?不思議な味。



ずっと前は味わえなかった味。


「おいしいッーー。」