お医者さんは笑顔でうなずいた。





そして 車の中にのった。





~家~




「おばさん。今日まで 本当に
お世話になりました」



おかさんも 一緒に頭をさげた。



「いいのよ!あたし
華野ちゃんと過ごすのは短かったけど
幸せな時間を貰ったわ。
おばさんこそ 本当にありがとうね」




お互いにおじぎすると
それぞれ 自分の家にもどった。




おばさんとはもう 過ごせなくて
寂しい感じがする。

あたしにとってのおばさんは。


「大事な・・・家族。」

だよ?


おばさんのこと
そう思ってる。




 本当に ありがとう。