「俊哉。もう暗いよ?
家に戻らないと。」


「いやだ!ずっと
このまま 一緒にいたい。
だって 久々だし。」


俊哉は 頬を膨らませていった。

そんな俊哉は かわいかった。



「今、可愛いって思ったでしょ?」


「えッ・・・。」


バレタ・・・。どうするよ?自分!!



ここは。



「かっこいいよッ!うん。かっこいい、・・・」


  嘘をついた。



すると バットあたしを放して 顔を覗き込む





/////「俊哉。近いって。  近い。///」





 キスをした中でも・・・さすがに
照れる。




すると 一歩ずつ歩く俊哉。

あたしは 後ろに一歩ずつさがる。




「トン。」




壁だ。



俊哉はあたしの右耳の近くに
片手を置いた。



左も壁だった。