「あああああ~うざい。」




イライラして あちこちに
当たっていた




もたれてる壁にも 全部











「...........相変わらず 綺麗だな~。」




でも このイライラは全部


空が消してくれるよ



俊哉が......忘れさせてくれる





「俊哉の力は、凄いね.....あたし。」





あたし.......。




「..........まだ早かったよ。」





    俊哉を重ね合わせて
  好きになっていった......翔人



まだ俊哉を忘れることが出来なくて

でも......空を見上げなくなったのは


俊哉に似た翔人が側にいたからであって




「........逢いたいよ。」