「えっ?まぢで。」 「まじで・・・。言われた。」 「きゅああーーーーーっ!! よかったじゃん華野~。 それでニヤニヤしてたんだ~。 なるほどー!翔人くんも けっこうやるじゃんよ~。」 「ニヤニヤはないでしょ~。」 「ニヤニヤしてた!」 「してないよー。」 「してたってば~。」 楽しく会話をしていると。 「誰か数学の本かしてくれない?」 ドアにクールな姿のスラリとした 男子が立って言った。 「・・・・・・・? あれって・・・・・。」