「浅咲って・・・・・。 華野、弟いたか?」 「いるじゃない、翔人の目の前に。」 純は頬を膨らませて翔人を見てる。 「あんな小さい子をいじめたら だめじゃん。」 「いじめてね~し。 行くぞ、純。」 あたしの手を繋いでいた 純の手は 翔人の手につながれた。 翔人と純の後ろすがたは いわゆる・・・・‘親子’ に見えた。 二つに分かれる道のところで 「ぼくは、ここの道だから ばいば~い。」 無邪気な笑顔で走っていく純。 あたしもつられて笑顔になるよ。 「やっと・・・・また、笑ったな。」