「お、おはよ。」




お母さんがあたしを見て驚いている。




「お、おはよ。華野」




あたしは少し微笑んで

テーブルに座った。





テーブルの上にはもう一つの
お茶碗が並べられていた。





お母さんがテーブルに座ると同時に
別の部屋から。





「か~の姉ちゃん!!」




「純・・・・・・。」




無邪気な笑顔で隣に座ってきた純。



「いっただっきま~す」


美味しそうに食べてる純。





「純、学校は?」




「行くよ。」




「なんでここにいるの?」




「ぼく、華野姉ちゃんの弟だよ。」