「良かった。」


あたしは少し 変な感じがした



けど


あたしは 笑みがこぼれた。



照れくさかったから

人差し指を鼻にこすらせて
下をむいた。




そしてまた前をみると・・・・・。





「俊哉・・・・?」




俊哉の姿がない。





「俊哉ッー。」





最後の‘良かった’って言葉・・・・。



もしかしたら・・・・お別れの言葉?




「そんなの、違う。」





俊哉、俊哉。








ッー。