・・・・・・。「ご飯食べたい・・・でも
お金が・・・・・・」
机にもたれかかってると・・・
「浅咲さん。呼んでる。」
クラスの女の子が あたしを呼ぶ。
「え、誰があたしを?」
ドアの前に行くと・・・・
「よ!昼飯一緒に食わない?」
俊哉・・・・。
・・・・・・・。「ぐぅ~・・・・・。」
お腹が・・・・・。
「行く。でも、お金忘れたから おごりね」
「あぁ~だから、あんなに大きな音で お腹がなるのかー。
なるほど!」
「ちょっと。それ ひどすぎない?」
「だって本当のことだろ!」
「それより、早く買いに・・・・。」
俊哉の手をとって 走るあたし。
すると、俊哉の足がとまったと同時に
「華野。」
「ん?なに?」
「買わなくても・・・はい。」
「これ、弁当・・・・。」
「俺、弁当一個じゃ足りないから
いつも 二個かってる。
華野にあげる」
俊哉。
あたしは満ミンの笑顔を俊哉にむけた。
「サンキュー♪ じゃ貰うね。」
_______屋上
「・・・・・・・・」ポカーン!!
俊哉が口をあけながら 弁当をたべてるあたしを
見てくる。
「何?」
「そんなに腹 減ってたんだな。
ゆっくり食べないと 太るぞッ。」
「ッー!別にいいよ 太っても」


