愛しキは死とそノ唇ト



「ど、どちらはんって・・・」

「ははん。土方はんって処やナ」

「!!」

「・・・でも、未だ恋って訳やなさそうや」

「・・・相変らず、鋭いのう」


そう、想い恋焦がれる御相手には程遠い

だが・・・



あの言葉が、如何しても

胸につっかえ、離れようとしないんだ