愛しキは死とそノ唇ト




「・・・惹かれているヲンナだからこそ、だ」

「ほんま、冗談は御上手」

「句は下手だと云いたいのか?」

「ふふ。良い句が苦手なんやろ?」

「・・・くっ」


「きゃっ」


乱れた着物のまま、土方さんに強く抱き締められる

「・・・翅」