愛しキは死とそノ唇ト




鬼に睨まれた女郎は動けない

そんな事も、解っている


「なア、翅・・・」

「あ・・・ン。ひじ方さ、ん」


─スルリ


「この肌は、何人の男が触れたのだろうなア」

「・・・意地悪が誠、御好きやね」