・・・一目見たときから、魅を感じた

他の女郎とは違う、凛とした魅を秘めた其の瞳

際立った白さに、椿油の其の髪が麗しく


・・・虜、か


「情ぁけねえ・・・」

「情けなさを感じるは無用だぞ、歳!俺は昔から御前を見てきたが、ようやく硬派に成って嬉しい限りだ。あっはっはっは・・・」


がっくりと落とした俺の肩をばんばん叩きながら豪快に笑う局・・・勝っツァンの声を聞きながら、俺はまた焦る