「・・・ふふっ。あははっ」

「ちょ・・・お清ちゃん!」

何だか今自分が口走った一言一句全てが恥ずかしく感じる

「すんまへんなあ、お翅ちゃん。あんまりに、自分を蔑むから」


そう云って、清雛も外を見つめた


「・・・お翅ちゃんはね、椿じゃない」