☆2人の正反対王子様★1#




俺はそれから
結衣を忘れようとしてた。




それは
忘れた方がいいからって
思ってた。




でも自分が付けた傷は
ほかの誰かが手当てするんじゃない。





自分でけりをつけなきゃいけないんだ。
ボロボロの結衣は
俺が作り出したんだ。
変えちゃったんだ。






だからこそ
結衣を守るのは・・・・
俺じゃなきゃだめなんだ。





これ以上、悲しませたくないから
傷を増やしたくないから
結衣をこの世の全てから
守りきるんだ。







走り出した。
そして同時に高宮も。






先に結衣を見つけたい。
涙を拭ってやりたい。









「くそ。結衣どこだよ?」





結衣がどこにもいない。
今頃、ひとりぼっちで
泣いてるはずだ。






"俺がいるから
大丈夫・・・離れないよ?"
って安心させてやりたい。







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