☆2人の正反対王子様★1#


ガラッと開けると
みんなの視線。

「お前は神田結衣か?」
担任らしき人があたしに問う。

「はい。」

静かに答えると
空いた席を指さされて
あたしは黙って座った。

後ろには奈々。
あたしは小声で
「奈々、速すぎだよ」

「ごめん、ごめん」
謝る奈々。

「つかうざいヤツに会ったの」
怒りを抑えながらはなす。

すると横のヤツが
「それって、こんなヤツ?」
意地悪い顔で笑うヤツ。

「そう、コイツって・・・
はぁー!!!!?????」

大声を出すあたし。

「神田!うるさいぞ」
担任に怒られ静かに座る。

そしてまた小声で
「なんで俺、このクラス」

神様ってマジうざいし!!
「よろしくな☆結衣」

呼び捨てにされ、
思わずドキってするあたし。

「うっ、うるさい//」
照れるあたしをバカにする。

「結衣!!あんた、高宮くんの知り合い?」

「さっき廊下でぶつかったの。」
「そうなんだ。学校の王子様と」

ん?学校の王子様?
高宮俊が?

ないない!!
うざいだけじゃん。

「カッコいいじゃん。」

皆様の目はご臨終だよ。

「あたしは嫌い・・・。」


あたしの言葉を聞いたのか
わからないけど


静かに立ち上がって
「先生・・保健室いく」

そう言って出て行った。