ガラッと開けると
みんなの視線。
「お前は神田結衣か?」
担任らしき人があたしに問う。
「はい。」
静かに答えると
空いた席を指さされて
あたしは黙って座った。
後ろには奈々。
あたしは小声で
「奈々、速すぎだよ」
「ごめん、ごめん」
謝る奈々。
「つかうざいヤツに会ったの」
怒りを抑えながらはなす。
すると横のヤツが
「それって、こんなヤツ?」
意地悪い顔で笑うヤツ。
「そう、コイツって・・・
はぁー!!!!?????」
大声を出すあたし。
「神田!うるさいぞ」
担任に怒られ静かに座る。
そしてまた小声で
「なんで俺、このクラス」
神様ってマジうざいし!!
「よろしくな☆結衣」
呼び捨てにされ、
思わずドキってするあたし。
「うっ、うるさい//」
照れるあたしをバカにする。
「結衣!!あんた、高宮くんの知り合い?」
「さっき廊下でぶつかったの。」
「そうなんだ。学校の王子様と」
ん?学校の王子様?
高宮俊が?
ないない!!
うざいだけじゃん。
「カッコいいじゃん。」
皆様の目はご臨終だよ。
「あたしは嫌い・・・。」
あたしの言葉を聞いたのか
わからないけど
静かに立ち上がって
「先生・・保健室いく」
そう言って出て行った。

