☆2人の正反対王子様★1#



「・・・・・・・和哉くん?」
そんな風に愛しい声で
呼ばれた俺の名前。



振り向くと
中1の時より少し大きくなって
大人っぽくなった結衣が。




「えっ?和哉の彼女か?」
そう問われた俺。



ごめん、結衣。
こんなこと言いたくないよ?

今すぐにでも
抱きしめてやりたい。


でも...
俺はお前に嫌われる必要があるんだ。



だから敢えて
お前が傷つくようなひどいことを。


「知らね。お前ら遊べば?」


結衣は悲しそうに俺をみた。
そんな目でみんなよ。




ホントはお前が一番大事だよ?
でも素直に言ってやれない俺を
許してくれ。


ごめんな?
お前のそばでずーっと
見守ってやるから。