でも....
時間の長さは俺を大きく変えた。
3年・・・・それは
あまりにも長いもので
結衣と一緒に入れないことに
荒れに荒れた。
大好きだったサッカーもやめて髪の色、派手にして
ピアスもして
そうしたら
結衣が大好きだった頃の自分を
忘れられるんじゃないかって。
間違ってた。
だめだった。
どんなに前の自分を
変えてみたってだめだった。
それから決まった
日本への帰国の知らせ。
俺は嬉しかった。
結衣とまた会える。
結衣のそばにいれるって。
同時に俺は決めた。
俺はもう....結衣を
好きにならない。
アイツが俺がいなくても
笑えているならもう...
でも
どうしても近くで見守りたかった俺は
結衣の進学先を風の便りで入手して
“華山高等学校”に入った。
仲のよくなれた
クラスのヤンキー集団と
体育館脇の廊下でたまっていると、
見つけてしまった。
・・・・・・・・・・結衣を。
いるってわかるのに
心の準備ができてなくて
でも...
嫌でも目が結衣を追ってしまう。
可愛い・・愛しい。
そう思う感情を抑えた。

