「さあ、始めんぞ」泰基が声をかけて練習が始まった。 それから俺らはずっと練習した。 でも、俺だけ…いや俺の声がおかしいんだ。 次にだす歌を歌番組で歌わないといけないのに…。 俺には時間がねえんだよ。 「瞬!今日は帰って休め」泰基が言ってきた。篤史と健也も頷いている。 「わかった。ごめん!じゃあな」俺は仕事場からでた。