有兄に教えてもらいながら、やっと終わったテスト勉強………。
正直疲れたしあんま頭に入らなかった。
だってね?
優君がね?後ろでね、暴れてるもんですから……うるさくて。
まぁ終わってよかったけどね。
「そういえば、蓮兄は?みてないけど」
「しらな〜い」
「ふーん」
「星になっちゃったんじゃない?」
「ぶはっ!!かもねー」
「てめーらきこえてんぞ!!」
『あっ………』
やばっ……。噂をすればなんとやら……
蓮兄だ。怒られちゃうよね…。
「まぁいいや…そういや姫明日テストじゃね?」
なんでしってんの?
「顔に書いてあるしこの状況見ればわかんだろ」
あっ、そっか………。てっきりエスパーかと……。
「エスパーなわけねえだろ」
「読心術?!」
「相手すんのもめんどいわ……」
「悪かったわね!アホで」
どうせバカですよ。

さっ!明日はテストだし寝るか!!
「みんな?私は寝るから出てって?」
「お休み姫華」
「僕は姫姉と寝る!!」
『だめ!!!!!』
私はべつによかったのになぁ………。