知らなかった僕の顔

僕はベッドの中で、ベトついた髪の毛を掻きむしった。


死んだっていいんだ。


森若ちゃんがいない世界に、僕は耐えられそうもない。



森若ちゃん。

今の情けない僕を見て、君は呆れるかい。

怒っているかい。

泣いているかい。