知らなかった僕の顔

何度もトイレに駆け込み、便器に吐いた。


空っぽの胃からは黄色い胃液しか出てこなかった。



そしてまたベッドに戻り、うつろな目で宙を見つめた。


繰り返すうちに、強く思った。


別に僕は、このまま死んでもかまわない。