“せいとのきもち”



行事があるたびに
先生に怒られる


真面目に話を聞いていても
じっと座っていても
怒られ続ける


隣で話してる人もいるけど
ちゃんと聞いている人もいる
それを気付いてくれているのかな



授業をうけるたび
先生に怒られる


黒板の文字を
一文字 一文字
間違えないように写していく


寝てる人もいる
話をしている人もいる
だけど
きちんと授業を
うけてる人もいる


習いたての公式を使って
一生懸命 問題を解く
間違って怒られる
私たちは
解き方を知ったばかりなのに


私たちの気持ちも
分かって欲しい
社会で通用しないかもしれない
そんなこと誰だって
分かってるから
少しずつ 大人にならせて