“すきだったひと”



何もおきない毎日
ふとした瞬間 思い出す
ずっとスキだった人を


いつもアナタがしていた仕草を
違う人がしていると
重ねてしまう


車のエンジン音を聞いて
ドキドキする
アナタじゃないかと思って
音がした 方向を見てしまう


ときどき頭によぎる 思い出を
胸の奥にしまいこんで
前に進む 時期だと思って


前に進んでいく…