次に目が覚めた時には、意識がハッキリしていた。
カレンダーを見た。
丸々3日間、寝ていたらしい。
また助かってしまった…
そう言う時だけ、前回のように、都合の良い親になる。
娘が心配だった。
此処が何処かも分からずに、私は無理矢理、体中に付いてる管と言う管を全て外し、帰ろうとベッドを降りようとした。
でも、歩けない…
私の意識が戻った事に気付き、医師、看護師が集まった。
私は帰りたい帰りたいと訴えた。
でも帰らせてもらえなかった…
当たり前だ。
歩く事すら出来ない状態だ。
此処が何処なのか、聞いてみた。
自宅から100も離れた病院だった…
ここの病院に運ばれた意味。
それは、一酸化炭素中毒になった人間は、高圧酸素の機械に入り治療しなければならないらしい。
県内に唯一、その高圧酸素の機械を持っている病院はここしかなかった。
県境に隣接している、この病院は、隣の県からも患者さんが来ていた。
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