まずは娘を迎えに行ってもらった。
私も実は付いて行っていたが、後部座席に隠れ、居ない事にしてもらったのだ。
弁護士が戻って来た。
娘も一緒だ。
娘は車に乗り込んで、私を見て、嬉しそうに笑ってくれた。
弁護士が1通の封筒を差し出して来た。
何だろ?
「あちらのご両親から預かって来ました。
一緒に拝見させて頂いても良いですか?」
「??はぁ、どうぞ。」
封筒を開けてみた。
パソコンで打たれた文字。
『子供は犬や猫じゃありません。
簡単に捨てたらダメです。』
これには弁護士も、呆れていた。
私は、あなた達の息子に息子を取られたのだ。
誰が好き好んでお腹痛めて産んだ我が子を捨てるバカがいる?
「名誉棄損で、ご両親訴えましょうか?」
弁護士は言った。
「お願いします。」
ここまで来たら、徹底的に戦うしかない。
ちなみに、周りの友達に聞いたら、私は長男を捨てた悪い嫁、妻、母親にされていた。
もう笑うしかない。
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