Help~呪われた少女~


本田先輩のことを思い出しているわずかな時間に





いつの間にか、





女の子がエリのすぐ側まで来ていた。





『お姉ちゃん・・・』





エリを呼ぶ女の子の小さな声に





ハッと我に返った。