ノドをやけどしてしまった。 煙が目にしみて、前がよく見えない。 「お父さん、お母さん・・・」 泣きながらエリはつぶやいた。 『お姉ちゃん、立って。逃げて』 あの女の子の声がエリには聞こえた。 エリは再び立ち上がり、逃げ道を探す。 その時だった。