亰先生のお楽しみ☆


俺は春になって,高校に合格しこの町から出ていくことになった。

その時は,さくらが小学三年生になる前だった。

この町から出ていく事をさくらに言ったら,すごく悲しい顔をした。あのときのさくらの顔は今でも忘れられない。

『亰ちゃん出ていくの?』

「うん…ゴメンね…」

『ずっと一緒にいるって約束したじゃん…』

「うん…」

『亰ちゃんの嘘つき…ふ,ふえーん…』

「ゴメン…さくら。でも俺必ずさくらに会いに帰ってくるよ…」

『本当…?』

「本当だよ…さくらが大きくなったところ見たいからね…」

『亰ちゃん…』

「わ!いきなり抱き着くとびっくりするって…」

『私ずっと待ってるね…亰ちゃんが帰ってくるの』