8時ちょうど。
‐いつもの朝‐
(そろそろかなぁ?!)


ピンポーン♪
ピンポーン♪
いつもと同じチャイム2回
「はぁーいっっ!」
大きな声で言ってから近くに置いてあった鞄をつかんで玄関に走った

「バカ!ゆいか遅ぇーよ!!」
「はっ?誰がバカだって?女の子は準備に時間がかかるもんなの!!
1分や2分待てないなんてマジ彼女になるコかわいそうなんだけど。」
「はぁ?
っつーか俺なにげモテるし!
ってか女の子ってどこにいるんだよ?
もしかしておまえの事か?」
ニヤニヤしながら言うりょうにパンチを一発お見舞いしてやった。