彰と悠斗の病室へ。
悠斗は昨日とまるで変わってない。

でも、生きとる。
いつかかならず目を覚ます。


ゆきは、そう信じとる

悠斗、がんばれ…っ!




ゆきは悠斗の手を強く握りしめて
目を閉じて、強く祈った。



「悠斗がんばれ!俺たちは
お前が目覚ますまで通いつづけるけんな!がんばれ悠斗!」