悠斗

俺はゆきが好きじゃ。




あの日、俺は悠斗に
そう言うつもりやった。

なのに悠斗はあの日から
眠り続けとる。


悠斗がゆきを好きなのは
見よってすぐにわかった。

だから、俺は悠斗に言うつもりじゃった。