「ゆきちゃん…」 悠人のお母さんがゆきの隣に立った。 「…悠人はかならず元気になるから だから、待っとってね。 目を覚ますときまで―――…。」 え? 悠人のお母さんの言葉がずしっと ゆきの胸に乗っかった。 「…いつ目覚ますん?」 ゆきがきくと、悠人のお母さんは かすかに瞳を濡らして、声を震わせた。 「…わからないの…。」 悠人――――…っ